お土産のコトって実は良く知らない!?
京都の食品
八橋の次に京都のお土産として人気があるのが、京都の漬物「京漬物」です。都市産業観光局による「京都市観光調査年報、平成20年(2008)」には、京土産の代名詞である『八ツ橋』や『生八ツ橋』の約2倍以上の買上状況という結果で、2人に1人が『お漬物』を土産品として購入したという結果が記されています。
『お漬物』の歴史は奈良時代までさかのぼり「保存食」として産声を上げます。その後、王朝文化を謳歌する貴族たちの間で流行した「聞香」(=お香の香り当てゲーム)において、『お漬物』が嗅覚を一新する効果を得るために食されたようです。東山文化では盛んに行われた「茶の湯」では、茶をもてなすために振舞われる懐石料理の中で「香の物」として重用されてきました。
たくさんある京の漬物屋の中でも川勝總本家は知る人ぞ知る、京漬物の名店として有名です。川勝總本家は創業から約一世紀、現在も京の老舗としてそののれんを守り続けています。
京の三大漬物として、宮中に仕えていた大藤藤三郎氏が考案して、自ら漬物店「大藤」を興して売り出した「千枚漬」、京都・上賀茂神社の社家が、桃山時代に種子を入手して始まった「すぐき」、念仏三昧の日々を送る建礼門院に村人が慰めに紫蘇(しそ)で漬けた野菜を献上した「しば漬」などがあります。